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近赤外時間分解分光法を用いた非侵襲的リアルタイム脳酸素代謝モニタリング法の構築

研究課題

研究課題/領域番号 18K16520
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分55060:救急医学関連
研究機関鹿児島大学

研究代表者

江口 智洋  鹿児島大学, 鹿児島大学病院, 特任助教 (30813159)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード近赤外線分光法 / 近赤外時間分解分光法 / 近赤外光時間分解分光法 / 脳酸素代謝モニタリング / 低酸素脳症 / 水素ガス
研究成果の概要

今回我々は、近赤外光時間分解分光装置(TRS)で脳をモニタリングしながら水素ガス吸入療法を実施し、その有効性を評価する研究を計画した。本研究では 中型動物(豚)の蘇生後脳症モデル(低酸素性虚血性脳症モデル)を作成し、(1)蘇生後の病態変化(自己心拍再開後の脳血液量の増加、酸素代謝の低下、脳浮腫の増悪)を正確にモニタリングできるのか(2)水素ガス吸入が蘇生後脳症に有効であるのか、を明らかにすることを目的とし実験を行った。
(1)については評価可能であったが(2)については今後実験を重ねる必要がある。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では小児の蘇生後脳症を対象とした。厚生労働省「人口動態調査」によると毎年300名以上の子供(0-14歳)が不慮の事故で亡くなっており、そのうち窒息や溺水など、低酸素血症に伴う死亡が半数以上を占めている。また自己心拍が再開しても脳障害(蘇生後脳症)を生じ、予後が悪い。小児における蘇生後脳症では成人と比較し社会的背景などにより治療経過が長くなることが多いが、成人における低体温療法のように確立された治療法は現在のところ存在しておらず、また全身状態が不安定な場合が多くCT/MRIによる頭部画像評価が難しい場合も多い。そのため今回新たな脳モニタリング法と治療について研究を行った。

報告書

(5件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2023-01-30  

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