研究課題/領域番号 |
18K16536
|
研究種目 |
若手研究
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分55060:救急医学関連
|
研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
江角 亮 三重大学, 医学部附属病院, 助教 (50813028)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | ICUせん妄 / 夜間せん妄 / せん妄リスクファクター / PICS / ウエアラブルセンサー / ICUAW / 睡眠 / スマートウオッチ / ICU症候群 / 集中治療後症候群(PICS) / ウェアラブル / Smart PICS |
研究成果の概要 |
Post Intensive Care Syndrome(PICS)の病態にはICUせん妄が関与している。そのためPICSの発生を予防するためにはICUせん妄の発生率やリスクファクターについて検討してモニタリングする方法を検討することが急務である。 本研究ではICU入室患者のICUせん妄のリスクファクターについて同定した。ICU入室患者の40%程度でせん妄を発症していた。せん妄リスクファクターとしては、高齢と男性が明らかになった。またせん妄の発症時間帯は夜間に多く、サーカディアンリズムの変化がせん妄に関与している可能性が示唆された。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
PICSおよびICUせん妄の発生率を理解し、高リスク因子をもつ患者への効果的な介入はICUでの死亡率低下につながる。本研究ではICUリスク因子の同定を行いPICSモニタリングの基礎的研究を行った。 この結果を踏まえ今後集中治療後症候群の早期診断のためのウェアラブルによるICU患者継続的モニタリングを行う。
|