研究課題/領域番号 |
18K16540
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分55060:救急医学関連
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
山賀 聡之 広島大学, 原爆放射線医科学研究所, 助教 (30526223)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | アナフィラキシー / 好塩基球 / ヒスタミン |
研究成果の概要 |
アナフィラキシー患者の末梢血中の好塩基球数は、健常者と比較し有意に低値であった。また、アナフィラキシー患者における末梢血中の好塩基球は全例で活性化を認めず、活性化能を示す症例は一部のみであった。さらに、好塩基球減少はアナフィラキシーの重症度や凝固障害との関連も示唆された。アナフィラキシーでは、活性化した好塩基球は血液中から組織に移行し、重症な病態形成と凝固障害に関与している可能性がある。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
アナフィラキシーの発症は非常に急速であり、発症を予測することが困難な場合が多いために、ヒトを対象とした研究はあまり行われておらず、未解明な問題が多く残されている。また、アナフィラキシーには免疫機構(I型アレルギー)によるものと非免疫機構によるものがあり、好塩基球が病態形成にどのような影響を及ぼしているかは不明であった。今回の研究から、I型アレルギーの関与にかかわらず、アナフィラキシーの病態形成に好塩基球が重要な役割を担っていることが示唆された。
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