研究課題/領域番号 |
18K16579
|
研究種目 |
若手研究
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分56010:脳神経外科学関連
|
研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
三橋 大樹 新潟大学, 脳研究所, 非常勤講師 (60807296)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2019年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | フラビン蛋白 / 術中イメージング / 神経活動イメージング / flavoprotein / imaging / perfusion / intraoperative imaging / フラビンタンパク / 術中蛍光反応測定 / 自家蛍光反応 / 脳神経外科 / 術中神経活動イメージング / 自家傾向反応 / レーザー光源 |
研究成果の概要 |
脳神経外科手術中の革新的な脳機能マッピングと神経モニタリング法の開発を目的として、著者らはフラビン蛋白の自家蛍光反応によるイメージングにより手術中の脳の皮質活動を直接可視化する研究を行った。術中のフラビン蛋白蛍光イメージングの特徴は、従来行われてきた血流変化に基づいた灌流依存性イメージングと比較する事によって分析されました。フラビン蛋白イメージングでは早期陽性ピークとそれに続く陰性ピークの二相性の変化を認め、韓流依存性イメージングでは後期相で陰性波のみ認めた。本実験は術中で初めてフラビン蛋白イメージングを用いた皮質神経活動の可視化に成功し、灌流依存性反応より早期に明確な陽性ピークが記録された。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
術中に神経活動を可視化する事ができれば手術の安全性や治療正確性の飛躍的な向上につながるため、正確な術中イメージングは有用な手術支援技術となり得る可能性を秘めている。これまでの手法は神経活動自体ではなく、付随して生じる血流変化を捉えて可視化するものであり、神経活動を過大評価するなどの問題点があり実用的な手術支援技術として確立するまでには至っていない。今回我々は既存の手法と全く異なるフラビン蛋白自家蛍光反応を用いることで、より神経活動自体に近い反応を可視化できることを証明した。
|