研究課題/領域番号 |
18K16598
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分56010:脳神経外科学関連
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研究機関 | 東京歯科大学 |
研究代表者 |
三條 祐介 東京歯科大学, 歯学部, 非常勤講師 (60615409)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | ミラーニューロン / 摂食嚥下障害 / リハビリテーション / 嚥下障害 / 摂食嚥下リハビリテーション / fMRI |
研究成果の概要 |
近年、日本は高齢者が増加し、嚥下障害患者も増加している。日本人の死因の第5位が肺炎であり、その多くが誤嚥性肺炎が原因とされている。安全で効果的な嚥下のリハビリテーションの開発を目的とし、ミラーニューロンという「他者の行動を自分の行動として置き換えて活動する大脳皮質のニューロン」に着目し、高齢者の嚥下のミラーニューロンの有無を確認した。 研究方法は高齢者に嚥下動画を提示し、脳活動を3T-fMRIで観察した。結果は高齢者でもミラーニューロンの活動が示唆された。この方法が新しいリハビリテーションになりうると考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
嚥下障害の訓練には食物を介さない間接訓練と実際に食物を摂取する直接訓練があり、間接訓練に比較し直接訓練の方がリハビリテーションには効果的と考えられているが、誤嚥や窒息などのリスクも懸念される。そこで、安全で効果的な間接訓練の開発を目的とし、ミラーニューロンという「他者の行動を自分の行動として置き換えて活動する大脳皮質のニューロン」に着目し、高齢者の嚥下のミラーニューロンの有無を確認した。 研究方法は高齢者に嚥下動画を提示し、脳活動を3T-fMRIで観察した。結果は高齢者でもミラーニューロンの活動が示唆され、この方法が新しいリハビリテーションになりうると考えられた。
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