研究課題/領域番号 |
18K16599
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分56010:脳神経外科学関連
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研究機関 | 東京慈恵会医科大学 (2019-2021) 東京女子医科大学 (2018) |
研究代表者 |
小関 宏和 東京慈恵会医科大学, 医学部, 助教 (10766546)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
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キーワード | 脳動脈瘤 / ストレス / 慢性的精神ストレス / 慢性炎症 / 血流ストレス / くも膜下出血 / 慢性ストレス / 脳血管障害 / SITH-1 / CFD / 精神的ストレス / 脳血管疾患 |
研究成果の概要 |
脳動脈瘤は普段は症状がないが、破裂するとくも膜下出血を起こし、多くの患者さんは亡くなるか重い障害を遺す。そのため、破裂のリスクを明らかにして対処することは極めて重要である。我々は、精神的ストレスと病気の関係に着目し、脳動脈瘤の発生や破裂への影響についての研究を行った。脳動脈瘤モデル動物を用いた検討、患者さんを対象とした臨床研究のいずれにおいても、脳動脈瘤とストレスの関係は認められなかった。その一方で、同じストレスに対する精神的ストレスの蓄積には性差があることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
従来より慢性的精神ストレスと疾病の関係が示唆されているが、同一ストレッサーに対するストレスの蓄積には個人差があるのみならず、慢性ストレスをターゲットとしたマーカー因子は確立されていない。本研究では、脳動脈瘤の未知のリスク因子探求の一環として慢性的精神ストレスの評価を試み、その関連性を明らかにした。結果としてその関連性は見出せなかったが、脳血管疾患と慢性的精神ストレスについて検討した初の試みであった。このノウハウを生かして、他の疾患においても検討していきたい。
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