研究課題/領域番号 |
18K16603
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分56010:脳神経外科学関連
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研究機関 | 国立研究開発法人国立循環器病研究センター |
研究代表者 |
大和 恵子 国立研究開発法人国立循環器病研究センター, 研究所, 客員研究員 (60760791)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 脳保護 / アミノ酸 / Neuroprotection / Ischemic stroke / Therapy / Cerebral infarction / Neurological deficit |
研究成果の概要 |
本研究では、当該研究室独自の一定体積の脳梗塞が出現する3血管閉塞脳梗塞(3-VO)モデルマウスを用いて、数種のアミノ酸の脳保護作用の有無を検討し、脳梗塞を縮小させる脳保護薬候補物質を探索した。 具体的には、局所脳虚血に対する脳保護効果の有無を調べる目的に、各個体へ3血管閉塞による局所一過性脳虚血を負荷し、数種のアミノ酸を静脈内投与し、局所神経機能の判定および脳梗塞体積の算出を行った。その結果、数種のアミノ酸に脳梗塞体積を縮小させる可能性があることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今現在、脳梗塞治療の脳保護薬としては、本邦でのみ認可されているエダラボン(ラジカット)があるが、世界標準の治療薬とはなっておらず、脳保護、すなわち、発症後の虚血環境において脳組織を壊死から守るという強力な作用を有する薬剤の研究・開発が喫緊の課題となっている。本研究における、アミノ酸の虚血性脳卒中急性期静脈内投与による治療効果が、臨床の場における脳梗塞治療に応用できる可能性がある。
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