研究課題/領域番号 |
18K16669
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分56020:整形外科学関連
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研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
崔 賢民 横浜市立大学, 医学部, 講師 (20760888)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 全自動リアルタイムPCR / メチシリン耐性遺伝子 / 16sRNA / 遺伝子診断 / インプラント周囲感染 / 人工関節周囲感染 / 整形外科感染 / 骨軟部組織感染症 / MRS感染 / 関節液 / 全自動リアルタイムPCRの精度の検証 / リアルタイムPCR / 細菌性DNA / 全自動 |
研究成果の概要 |
全自動リアルタイムPCRによるインプラント周囲感染の迅速診断への有用性について評価した。全自動リアルタイムPCRは、メチシリン耐性遺伝子をターゲットとするMRS-PCRと、全細菌が保有する16sRNA遺伝子をターゲットとする16sRNA-PCRを使用し、インプラント周囲感染患者から採取された関節液・組織に対して、全自動MRS-PCRと16sRNA-PCRは細菌培養検査と比較して、迅速性優れ、同等の感度・特異度を持つ検査であることを検証した。新しい知見として、関節液や組織内に含まれる物質がPCR反応を阻害することがあり、そのようなPCR反応の阻害物質は、PCR結果が偽陰性となる可能性を検証した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
全自動PCRは迅速性と精度にすぐれ、遺伝子検査にて懸念される偽陽性の可能性も提言することが期待できる。全自動PCRを用いた細菌感染の診断は、整形外科感染症領域における診断・治療において患者へ負担提言が、治療の適正化、耐性菌における医療負担の低減といった面での良い効果が期待できる
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