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再生医療の基盤となる自然治癒しない動物腱変性モデル作製技術の確立

研究課題

研究課題/領域番号 18K16676
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分56020:整形外科学関連
研究機関帝京大学

研究代表者

三木 慎也  帝京大学, 医学部, 助手 (70647982)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード腱症 / 再生医療 / 間葉系幹細胞
研究成果の概要

本研究では、独自に開発した加熱装置を用いてウサギのアキレス腱を加熱し、自然治癒しない腱変性の作製を試みる計画であった。加熱時間を変えて腱変性の有無を調査することにより、腱変性モデル作製における至適加熱時間を明らかにすることを第一段階の目的とした。このため、申請者らは株式会社SI設計(埼玉県入間市)と協力して独自の腱加熱装置を設計した。しかし、本装置の製作段階において、加熱装置と針の連結がうまくいかず、針先を一定の温度に保つことが実現できず、本装置を完成させることができなかった。従って、腱変性モデルの作製を実現できなかった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

臨床の場においては、手術療法を行ったにも関わらず症状が残存する腱症の症例が少なか
らず存在する。近年、腱症に対する再生医療の有効性が報告されてきているが、腱症モデルの妥当性に問題があり、その有効性は確立されていない。そのような現状の中、本研究は整形外科臨床に直結する意義のある研究である。本研究により腱症モデルの作製法が確立すれば、腱症の診断・治療に劇的な進歩をもたらすことが期待できる。東京オリンピックを控え、健康増進のために余暇をスポーツ活動にあてる国民が増加する中、本研究を基盤とした、難治性腱症に対する再生医療による新しい効果的な治療法が開発されれば、大きな社会貢献につながる。

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2022-01-27  

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