研究課題/領域番号 |
18K16708
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分56030:泌尿器科学関連
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研究機関 | 城西国際大学 |
研究代表者 |
横井 悠加 城西国際大学, 福祉総合学部, 准教授 (80804244)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 骨盤底機能障害 / 骨盤底リハビリテーション / 尿失禁 / 理学療法 / 超音波診断装置 / 腟圧計 / 股関節機能 / リハビリテーション / 膣圧計 / 骨盤底 |
研究成果の概要 |
本研究では尿失禁の主原因である骨盤底機能障害と,その解剖学的連結が強い股関節機能との関連性を明らかにし,非侵襲的でより効果的・効率的な尿失禁治療を開発することを目的とした.結果より,股関節の機能障害,特に股関節回旋の柔軟性と股関節屈曲・外転・回旋の筋力が骨盤底機能障害に影響を及ぼしていることが示唆された.左記の結果をもとに,股関節機能改善を目的としたリハビリテーションを実施したところ,股関節機能改善とともに骨盤底機能の改善を認めた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究結果より,尿失禁の主原因である骨盤底機能障害は,股関節機能障害との関連があり,股関節機能改善のリハビリテーションを実施することで,尿失禁の改善を認めることが明らかとなった.また,股関節機能改善のためのリハビリテーションは,特に股関節回旋の柔軟性,および股関節屈曲・外転・回旋の筋力を改善することが有効であると示唆された.このことから,股関節機能障害に対する治療が尿失禁に対する有効な治療手段となり,より多くの尿失禁患者に適切な治療を提供するための一助になると考える.
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