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CCR4陽性Tregに着目した前立腺癌に対する免疫治療確立に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 18K16715
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分56030:泌尿器科学関連
研究機関愛知医科大学

研究代表者

渡邊 將人  愛知医科大学, 医学部, 助教 (50513389)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
キーワード前立腺癌 / CCR4 / 制御性T細胞 / 免疫チェックポイント分子 / 免疫チェックポイント
研究成果の概要

前立腺癌と診断された患者より根治的前立腺切除術、前立腺生検標本によって得られた標本を分析して、前立腺癌における制御性T細胞の浸潤を評価した。さらに生検標本における制御性T細胞やT細胞の総数とCCR4陽性制御性T細胞の比率を、予後不良群とそうでない群に分けて比較した。またCCR4陽性T細胞の多寡でも2群に分割し予後との関連について検討した。
前立腺摘除標本においてはGleason scoreが高いものはCCR4陽性制御性T細胞の発現が多く、細胞数による比較においては予後不良群は予後良好な群に比して、制御性T細胞、およびCCR4陽性制御性T細胞の発現が顕著であった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

進行性前立腺癌に対する有効な治療法の確立は急務であるとされているものの、近年様々な癌腫において有効性が報告されている免疫チェックポイントやサイトカインを介した免疫逃避をターゲットとする免疫治療についてはいまだ未解明である。そういった治療の開発の前段階として、本研究のような前立腺癌組織内における腫瘍免疫について、分子細胞学的に評価することは極めて有用であるものと考えられる。

報告書

(3件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2019

すべて 雑誌論文 (1件) (うち国際共著 1件、 査読あり 1件、 オープンアクセス 1件)

  • [雑誌論文] Increased infiltration of CCR4-positive regulatory T cells in prostate cancer tissue is associated with a poor prognosis.2019

    • 著者名/発表者名
      Watanabe M, Kanao K, Suzuki S, Muramatsu H, Morinaga S, Kajikawa K, Kobayashi I, Nishikawa G, Kato Y, Zennami K, Nakamura K, Tsuzuki T, Yoshikawa K, Ueda R, Sumitomo M.
    • 雑誌名

      Prostate

      巻: 79(14) 号: 14 ページ: 1658-1665

    • DOI

      10.1002/pros.23890

    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
    • 査読あり / オープンアクセス / 国際共著

URL: 

公開日: 2018-04-23   更新日: 2021-02-19  

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