研究課題
若手研究
去勢抵抗性前立腺癌に対する薬物療法は近年新薬の登場により発展を遂げている。しかし、その薬剤も最終的には効果がなくなり新しい薬剤の登場が期待されている。今回の我々の研究では、去勢抵抗性前立腺癌に対する薬物療法の一つであるEnzalutamide抵抗性にHedgehog経路が関与している可能性が示唆され、また去勢抵抗性前立腺癌に対する新薬の開発につながるものと考えられた。
去勢抵抗性前立腺癌のメカニズムおよび去勢抵抗性前立腺癌に対する薬物療法(Enzalutamide)抵抗性のメカニズムを検討するため、癌細胞を用いてHedgehog経路が関与しているかどうかの実験を行った。結果、Hedgehog経路を抑制することで去勢抵抗性前立腺癌およびEnzalutamide抵抗性前立腺癌に対して治療効果が発揮されることを確認した。今後の新薬開発につながるものと考えられる。
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すべて 雑誌論文 (4件) (うち国際共著 2件、 査読あり 4件、 オープンアクセス 4件) 学会発表 (5件) (うち国際学会 1件)
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