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JNKシグナル抑制が卵巣癌幹細胞代謝に与える影響の解明

研究課題

研究課題/領域番号 18K16754
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分56040:産婦人科学関連
研究機関山形大学

研究代表者

榊 宏諭  山形大学, 医学部, 客員研究員 (80744458)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
キーワードがん幹細胞 / 卵巣癌 / メタボローム解析 / JNK / 癌幹細胞
研究成果の概要

卵巣がん細胞株と卵巣がん幹細胞株におけてメタボローム解析を行い両細胞株での細胞内代謝経路の違いから治療標的を検討する予定であったが、メタボローム解析を行っても有意な細胞内代謝経路を同定するに至らなかった。
そのため、研究方針を変更し、メタボローム解析の際に使用したJNK阻害薬をさらに検討することとした。これまでに報告の無かったJNK阻害薬としてCEP1347に着目した。CEP1347はこれまでに報告のあったJNK阻害薬同様、卵巣がん幹細胞のがん幹細胞性を抑制し、さらに既存の抗がん剤であるタキソールに対する治療抵抗性を改善することが判明した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

がん幹細胞は以前から様々な癌種において治療抵抗性や転移・播種、再発の原因として報告されていた。一方、卵巣がんは婦人科がんの中でも抗がん剤など既存の治療方法に対する治療抵抗性が高いこと、播種や転移、再発が多いため予後不良な疾患として知られている。そして卵巣がんにも前述のがん幹細胞が存在していることが多数報告されていた。
このことから本研究により卵巣がん幹細胞を標的とした治療法が確立されることで、卵巣がんの治療抵抗性や転移・播種、再発を防ぐことができ、結果として卵巣がん患者の予後を改善することが期待されている。

報告書

(3件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2021-02-19  

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