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脳機能画像を応用した経頭蓋直流刺激による音声障害・嚥下障害の治療

研究課題

研究課題/領域番号 18K16848
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分56050:耳鼻咽喉科学関連
研究機関琉球大学

研究代表者

喜友名 朝則  琉球大学, 医学部, 委託非常勤講師 (10433103)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
キーワード経頭蓋直流電気刺激 / 音声障害 / 嚥下障害 / 頭蓋直流電気刺激 / 経頭蓋直流刺激 / 脳機能画像
研究成果の概要

声帯に器質的異常のない音声障害5例に対して従来のリハビリテーションに加えて経頭蓋直流電気刺激を行った。痙攣性発声障害3例において、自覚的にも他覚的にも一部効果を認めたものの、再現性に乏しく、持続期間も短かった。研究期間中に他の治療(手術治療、ボツリヌス治療)が保険適応され、それらの治療より優位性を示すことができなかった。本態性音声振戦症、心因性失声症においても優位な効果は認めなかった。全体的にこれらの音声障害に対する経頭蓋直流電気刺激の有効性は示せなかった。嚥下障害症例に関しては本研究を行うのに適切な症例のリクルートが困難であり研究を遂行することができなかった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

声帯に器質的異常のない音声障害に対する新たな治療法としての経頭蓋直流電気刺激の可能性について研究を行った。一部わずかに効果を認めた症例もあったが、全体的には明らかな有効性は示せなかった。痙攣性発声障害に対しては研究期間中に保険適応となった手術やボツリヌス注射と比較し有効性は示せなかった。本研究の対象者において軽度の倦怠感が1例に認めたのみで、その他の有害事象は認めず安全性は確認された。まだ治療法の確立していない疾患で、今後経頭蓋直流電気刺激の可能性を検討している研究に対して、安全に行えることを提示できた。

報告書

(5件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2019 2018

すべて 学会発表 (2件) (うち招待講演 1件)

  • [学会発表] 経頭蓋直流電気刺激を用いた内転型 痙攣性発声障害に対する音声改善の試み2019

    • 著者名/発表者名
      喜友名朝則、喜瀬乗基、仲宗根和究、鈴木幹男
    • 学会等名
      第31回日本喉頭科学会総会・学術講演会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
  • [学会発表] 脳活動からみた音声障害2018

    • 著者名/発表者名
      喜友名朝則
    • 学会等名
      第63回日本音声言語医学会総会・学術講演会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
    • 招待講演

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2023-01-30  

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