研究課題/領域番号 |
18K16861
|
研究種目 |
若手研究
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分56050:耳鼻咽喉科学関連
|
研究機関 | 東京都立駒込病院(臨床研究室) (2019-2021) 東京女子医科大学 (2018) |
研究代表者 |
近藤 律男 東京都立駒込病院(臨床研究室), 耳鼻咽喉科・頭頸部腫瘍外科, 医長 (30773759)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
|
キーワード | 唾液腺管内視鏡 / 唾石症 / 唾液腺管狭窄症 / 耳下腺 / 顎下腺 / シェーグレン症候群 / 反復性耳下腺炎 / ステノン管狭窄症 / ステノン管吻合 / 歯科用ワイヤー / YAGレーザー / 唾石 / 唾液腺内視鏡 / Ho-YAGレーザー / 治療成績 |
研究成果の概要 |
2018年5月第119回日本耳鼻咽喉科学会学術講演会において「唾液腺内視鏡のみで摘出可能な耳下腺唾石に関する術前評価項目の検討」の演題 名で学会発表をおこなった。2018年6月第80回耳鼻咽喉科 臨床学会学術講演会において「CTで唾石が検出されない耳下腺腫脹に対する唾液腺内視鏡の有用性について」の演題名で学会発表をおこなった。「唾石の診断と内視鏡下摘出術」というタイトルで総説 を和文誌(ENTONI,222: 18-24, 2018)に掲載した。2022年3月第31回日本頭頸部外科学会学術講演会において「ステノン管切除吻合を行った特発性ステノン管狭窄症の1例」の演題名で学会発表をおこなった。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
耳下腺唾石症について唾液腺内視鏡のみで摘出できる指標は唾石の大きさではなく唾石の存在部位でることが示された。具体的にはステノン管の咬筋中央より前方で摘出率が高く後方では摘出率が低くなることを学会で発表し啓蒙することができた。またこの内容は英文論文として既出の内容をSecondary Publicationとして掲載された(日耳鼻,122 (2):122-29. 2019)。CTで唾石が描出されず耳下腺腫脹を呈する場合の診断、治療方法、予後などを学会発表で示すことができた。ステノン管狭窄症の完全閉塞例では唾液腺管内視鏡のみでの治療は困難で外切開による手術が必要となる可能とを学会発表で示した。
|