研究課題/領域番号 |
18K16882
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分56050:耳鼻咽喉科学関連
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研究機関 | 福井大学 |
研究代表者 |
森川 太洋 福井大学, 学術研究院医学系部門, 特別研究員 (70815985)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | ILC2s / 鼻粘膜肥厚 / M2 マクロファージ / M2 macrophage / ILC2s / 好酸球浸潤 |
研究成果の概要 |
本研究ではマウスモデルを用いて、2型自然リンパ球(ILC2s)が鼻粘膜炎症を増悪する因子を同定した。これらの因子は、ILC2が誘導されたマウス鼻粘膜で有意な上昇を認め、ILC2活性化に必要とされるIL-33/ST2Rシグナル経路を阻害することで有意に抑制された。またこれらの因子は、鼻茸形成に関与すると報告されているM2マクロファージに関連する因子であった。本研究成果は、好酸球性副鼻腔炎の鼻茸形成メカニズムの解明に重要である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の目的は、好酸球性副鼻腔炎における鼻茸形成、難治性を引き起こすメカニズムを解明することである。最近同定されたアレルギー炎症と関連する新しい細胞集団である2型自然リンパ球(ILC2s)に着目した。本研究では、ILC2による鼻粘膜炎症を関連する因子を同定した。これらの因子が好酸球性副鼻腔炎の病態形成にどのように関与するかを解明することで、指定難病疾患である好酸球性副鼻腔炎の新規治療ターゲットとなる可能性がある。
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