研究課題/領域番号 |
18K16892
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分56050:耳鼻咽喉科学関連
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
東 貴弘 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 講師 (90584144)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2018年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 顔面神経麻痺後遺症 / 顔面拘縮 / 評価法 / リハビリテーション / 治療効果 / 長期成績 / 顔面拘縮の評価法 / 頬の厚み / 顔面神経麻痺 / 後遺症 / 評価法の開発 / 治療法の開発 |
研究成果の概要 |
発症すれば治療が困難である顔面神経麻痺の後遺症である顔面拘縮の評価法を開発した。頬が盛り上がり鼻唇溝が深くなる変化を評価するために3Dスキャナを用いた。作成した顔面の3Dモデルを解析し、頬の盛り上がりの程度を患側と健側で比較することで顔面拘縮の程度を評価することができた。ボツリヌス毒素の局所投与は一時的ではあるが治療効果があると言われている。開発した評価方法でボツリヌス毒素の顔面拘縮に対する治療効果を評価することができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、顔面神経麻痺の後遺症である顔面拘縮の評価法を開発した。最も不快な顔面拘縮は頬が高くなり、鼻唇溝が深くなる顔面の非対称である。顔面拘縮は発症すれば治療困難とされており、苦しむ患者が多い。評価法が確立していないためその治療法の効果を証明することができない。本評価法で顔面拘縮の程度を評価することができれば、治療法の開発、効果の証明につながり、不快感に苦しむ患者の症状を改善させることができる。
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