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メラノーマの転移機序をCirculating tumor cellsから捉える

研究課題

研究課題/領域番号 18K16973
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分56070:形成外科学関連
研究機関北海道大学

研究代表者

前田 拓  北海道大学, 医学研究院, 助教 (80813542)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
キーワードメラノーマ / がん転移 / 血行性転移 / 血中循環腫瘍細胞 / CTC / 転移 / Circulating tumor cells / リンパ系機能不全
研究成果の概要

がんの転移過程において原発巣から遊離し血管内を浮遊する腫瘍細胞は血中循環腫瘍細胞(Circulating tumor cell; CTC)と呼ばれる。メラノーマではCTCの検査手法は確立されておらず、本研究では腫瘍細胞のサイズ、密度、細胞表面マーカーなどの分子生物学的性質を利用してマウスメラノーマモデルにおけるCTC検査手技を検証した。CTC同定のためには複数の検査法の組み合わせが必要であることが考慮されたが、最終的に検査法の確立には至らなかった。検証した検査法のうち密度勾配遠心分離法は、比較的簡便で再現性をもって血液中のCTCを濃縮でき、実験室レベルで有用性が高い検査法と考えられた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

CTCの同定は技術的困難さを伴い、CTC検査法が確立している乳癌や前立腺癌などではCTC値が臨床的に治療の指標として利用されているが、メラノーマでは検査方法が確立されていない。本研究ではマウスモデルを用いて、実験室ベースで可能な比較的簡便で、再現性があるCTC同定手技を確立することを目指した。動物モデルでのCTC検査法の確立は血行性転移のダイナミクスを分子生物学的に検証する点で有用であることが期待できる。

報告書

(3件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2019

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] マウスモデルを用いた血中循環腫瘍細胞捕捉の試み2019

    • 著者名/発表者名
      前田 拓、草島 英梨香
    • 学会等名
      第39回北大形成外科アカデミー
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2021-02-19  

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