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プラズマ止血と抗線維化抗体がもたらす新たなリンパ浮腫治療

研究課題

研究課題/領域番号 18K16977
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分56070:形成外科学関連
研究機関千葉大学

研究代表者

山路 佳久  千葉大学, 医学部附属病院, 特任助教 (80400951)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
キーワードリンパ浮腫 / CD69 / リンパ鬱滞 / 線維化 / リンパ管新生 / リンパ節 / myl9 / リンパ節移植 / myl9 / リンパ新生 / プラズマ / 抗線維化抗体 / drug delivery system
研究成果の概要

リンパ鬱滞マウスモデルにおいて血管リンパ管付きリンパ節移植は有意にリンパ取り込みを構築し、線維化は抑制された。また、CD69欠損マウスを用いてリンパ鬱滞下の状態でのCD69陽性炎症細胞の役割を調べたところ、CD69欠損マウスでの腹部リンパ鬱滞状態下では、通常よりもリンパ新生、線維化の形成の抑制を認めた。CD69欠損により炎症が抑制され、それに続くリンパ新生、線維化が抑制されていることが強く示唆された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

リンパ浮腫の発症や、外科治療による改善効果の阻害因子として考えられる局所炎症とそれに引き続き生じる組織の線維化に、CD69炎症細胞とmyl9結合が大きな役割を果たしている可能性が示唆された。本研究はリンパ流障害後の創傷治癒過程の解明につながると考えられ、またリンパ浮腫の予防や抗炎症細胞抗体投与といった新たな治療開発の発展につながると期待できる。

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2022-01-27  

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