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マクロファージ由来のエクソソームを用いた末梢神経再生研究

研究課題

研究課題/領域番号 18K16983
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分56070:形成外科学関連
研究機関名古屋大学

研究代表者

内堀 貴文  名古屋大学, 医学部附属病院, 助教 (30625760)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 中途終了 (2020年度)
配分額 *注記
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
キーワードエクソソーム / マクロファージ / M1 / M2 / M1 / M2 / 神経再生 / 骨髄芽球 / マクロファージ1 / マクロファージ2 / 末梢神経再生
研究実績の概要

本研究の目的は、マクロファージからエクソソームを抽出し、神経障害部位に導入することで、持続的な抗炎症効果や組織修復効果を得ることができ、最終的には機能的なレベルでの神経回復が可能であることの立証を目標とした。
マクロファージからエクソソームを抽出し、特性を評価した。ラットより採血し血球成分を分画した後に、CD14+の単球系 細胞を抽出し、LPS、IL-4を添加することでM1とM2への分化誘導を行った。FACSを用いてCCR7+のM1とCD206+のM2を抽出培養し、各々培養上清より0.22μm フィルターで濾過後、100,000g、2時間の超遠心後M1由来のエクソソーム(M1Ex)とM2 由来のエクソソーム(M2Ex)を分離・回収した。
M2Exの投与方法は神経障害部位への直接注入とした。タイムポイントとしては、有害事象が起きていないか検討するために2週を1つのタイムポイントとし、神経再生がほぼ完成すると考えられる16及びその半分の8週で評価を行った。
しかし神経生理学的検査において、全く差異が出なかった。M1、M2由来のエクソソームは抽出できたと考えるが、分量が少ないためか、神経修復やその他において全く差異が出なかった。そもそも、適正に実験が行われていても差異が出ない可能性もある。
最終年度は前の年度までと同様、上記内容を進めていたが、4月末での退職が決まっていたためほとんど研究は進めていない。

報告書

(3件)
  • 2020 実績報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2021-12-27  

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