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リソソームにおけるコレステロール代謝とHMGB1分泌を関連づける新機構

研究課題

研究課題/領域番号 18K17041
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分57030:保存治療系歯学関連
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

大出 貴資  東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 非常勤講師 (30804190)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
キーワードHMGB1 / mTOR / リソソーム / コレステロール / オートファジー / mTORC1
研究成果の概要

High mobility group box protein-1(HMGB1)は全ての有核細胞の核内に存在する非ヒストン核蛋白質で、歯周病においては細菌感染や障害を受けた歯肉上皮細胞などからHMGB1が放出される炎症性メディエーターとして働 く。このHMGB1 放出にはオートファジーの分子装置が関与すると考えられている。本研究で RAW264.7マウスマクロファージ細胞にコレステロール輸阻害薬のイトラコナゾール並びにU18666Aでの刺激を行うと、細胞外へのHMGB1分泌が上昇し、コレステ ロール がリソソームとエンドソームに蓄積することが確認された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

歯周病においては細菌感染や障害を受けた歯肉上皮細胞などからHMGB1が放出される炎症性メディエーターとして働 く。このHMGB1 放出にはオートファジーの分子装置が関与すると考えられているが、これまでに代謝性疾患とHMGB1放出との関連は明らかになっていない。細胞質に存在するHMGB1がどのようにして細胞外に放出されるのかは謎であった。本研究は「コレステロール代謝」と「HMGB1放出」の関連を明らかにした。

報告書

(6件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2024-01-30  

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