研究課題/領域番号 |
18K17053
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分57030:保存治療系歯学関連
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研究機関 | 九州歯科大学 |
研究代表者 |
藤元 政考 九州歯科大学, 歯学部, 助教 (80806547)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 歯科 / 内視鏡 / 根管 / 歯周ポケット / 歯内治療 / 保存治療系歯学 / 歯科用内視鏡 |
研究成果の概要 |
歯科用内視鏡を双眼化し内視鏡画像から三次元像を構築する手法の開発が本研究の目的である。結果として、既存の双眼歯科用実体顕微鏡と試作歯科用内視鏡および開発した接続アダプターを組み合わせて、歯科用実体顕微鏡で根管内視鏡画像を観察できるシステムを構築した。また、内視鏡プローブを歯科用顕微鏡と接続し小型化を目指す取り組みの中で、レンズ付きアダプターを開発した。これは口腔内カメラや歯科用顕微鏡のような既存のイメージングデバイスに対し内視鏡プローブを接続できるようにするもので、2019年に特許を取得した(特許第6593785号)。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
歯科用内視鏡に関する国内外の研究は単に商品化された機器の画像比較に関する報告に留まっており、内視鏡画像を用いた根管等の三次元像構築に関する報告は皆無である。本研究が達成されることにより、CT撮影では避けられない放射線被曝も発生せず、ライブで三次元的イメージを得ることが可能になる。さらに、血管を含む他の生体微細構造を対象とする医学領域への応用も可能となる。
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