研究課題/領域番号 |
18K17087
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分57040:口腔再生医学および歯科医用工学関連
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研究機関 | 山梨大学 |
研究代表者 |
諸井 明徳 山梨大学, 大学院総合研究部, 講師 (60645141)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | ARONJ / マイクロバブル / 超音波処置 / ARONJモデル家兎 |
研究成果の概要 |
家兎を用いた顎骨壊死モデルでは、LIPUSのみ機械的な刺激では腐骨の改善は認めず、未治療なものと同様の所見であった。抗生剤を投与したものでは、炎症所見の減少が肉眼的にも組織的所見からも観察された。しかし、抜歯窩の治癒は得られておらず腐骨の治癒には至っていなかった。抗生剤とLIPUSを併用したものと、それに追加してマイクロバブルを投与したものでは炎症所見の改善の骨新生を認めた。ARONJ治療に抗生剤と共に超音波とマイクロバブルによる機械的刺激を加えることにより効果が促進する可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
骨吸収抑制薬関連顎骨壊死(ARONJ)は、明確な治療法がなく、現在は重症化の後に侵襲を要する外科処置が行われている。治療の要素としては、低侵襲、抗菌作用、骨再生作用が挙げられる。これらの項目を満たすものとして局所へのマイクロバブル投与と超音波治療がある。この治療は人体への侵襲は少なく、局所への抗菌剤増強作用を有し、骨再生の促進作用がそれぞれの分野の研究により明らかにされている。しかし、ARONJへの治療へは応用されていない。この研究成果によりARONJに対して超音波やマイクロバブルによる治療が選択肢と挙がった。さらに研究・検討されることにより臨床応用が可能となり治療が促進すると考えられる。
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