研究課題/領域番号 |
18K17095
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分57040:口腔再生医学および歯科医用工学関連
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
松浦 孝典 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 非常勤講師 (20755863)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 骨補填材 / GBR / インプラント周囲炎 |
研究成果の概要 |
GBR(骨再生誘導法)を行なったインプラント周囲組織に対し炎症を惹起させると、使用した骨補填材によって炎症の影響に差があるか組織学的に評価することを目的として実験を行った。イヌ下顎骨顎堤に骨欠損を作製しインプラントを埋入、インプラント周囲の欠損部に自家骨、異種骨を補填し治癒後に実験的周囲炎を惹起させた。組織切片上で計測したBIC、新生骨面積、骨吸収面積などの各パラメーター間には統計学的に有意な差を認めなかった。本結果より、異なる骨移植材を用いたGBR後のインプラント周囲組織の炎症の影響には差がないことが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
インプラント周囲炎は昨今の大きな問題の一つである。これからの健康長寿社会において、口腔内に長期にわたりインプラント埋入された患者数は増加していく。顎堤の吸収した状態では、骨補填材を用いたGBRを伴うインプラント治療が行われる症例が多い。本研究では、異種骨と自家骨との間で各組織学的評価項目に有意差が認められなかった。すなわち難溶性の異種骨を用いても、炎症の影響は自家骨と同程度のため、二次的侵襲がなく採取量に制限のないことから、異種骨は有力な選択肢となる可能性がある。よって本研究成果はインプラント埋入後に起こりうる問題を考慮した場合に、骨補填材選択の一助となり意義があると考える。
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