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コネキシン43発現調整による骨組織再生メカニズムの解明

研究課題

研究課題/領域番号 18K17096
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分57040:口腔再生医学および歯科医用工学関連
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

藤井 政樹  東京医科歯科大学, 歯学部, 非常勤講師 (30710024)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワード骨の再生 / コネキシン43 / コネキシン43 / 骨組織再生 / 骨芽細胞 / 骨形成 / 骨再生
研究成果の概要

骨で細胞間コミュニケーションに重要な働きをきたすコネキシン43(Cx43)に注目し、Cx43が骨芽細胞の分化を調節するメカニズムを明らかにすることを検討することとした。そこで、ドキシサイクリン投与により発現が制御可能なCreリコンビナーゼを使用し、Cx43遺伝子を骨芽細胞特異的にKOを誘導するマウスを作製した。生後4ヶ月齢でCx43KOを誘導しさらに1年後の大腿骨の表現形を調べたところ著名な変化は認められなかった。さらに、骨の遺伝子発現を解析したところCx43遺伝子の有意な低下はCx43cKOマウスで認められなかったことから、KO誘導時期の再設定が必要となった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

顎口腔外科領域において、骨再生をコントロールすることは治療をおこなう上で非常に重要である。骨の代謝は骨を形成する骨芽細胞、骨を溶解する破骨細胞、骨の実質細胞である骨細胞の緊密なコミュニケーションが重要である。骨に発現するギャップジャンクションタンパクであるCx43は細胞間のコミュニケーションをの発現を調節することにより、各細胞間でのコミュニケーションをおこない骨リモデリングを制御していると考えられる。本実験ではCx43の成体における役割を解明することを目的とし、Cx43の発現を制御することで骨再生のコントロールが可能となるのではないかと考えられたが、更なる検討が必要である。

報告書

(5件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2021

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] 免荷期間中の義歯使用がインプラントの脱落に及ぼす影響2021

    • 著者名/発表者名
      藤井 政樹, 立川敬子, 下岸将博, 山口葉子, 宗像 源博,春日井昇平, 尾関雅彦
    • 雑誌名

      日本口腔インプラント学会雑誌

      巻: 34 ページ: 45-51

    • NAID

      130008029781

    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
    • 査読あり

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2023-01-30  

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