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口腔インプラントを想定したチタン合金の疲労特性

研究課題

研究課題/領域番号 18K17103
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分57040:口腔再生医学および歯科医用工学関連
研究機関東京歯科大学

研究代表者

高野 智史  東京歯科大学, 歯学部, 講師 (40615382)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
キーワードチタン / チタン合金 / インプラント / 疲労強度 / ビッカース硬さ / 組織観察
研究成果の概要

本研究の目的は、インプラント材料として用いられているチタン合金の疲労強度とそれに与える表面処理の影響を明らかにすることである。
Ti-6Al-4VおよびTi-6Al-7Nbの静的降伏荷重はそれぞれ1462±99N,1405±78Nであり、Ti-6Al-4VとTi-6Al-7Nbとの間に統計学的に有意差は認められなかった。疲労降伏荷重はTi-6Al-4Vが870±58N、Ti-6Al-7Nbが852±202Nであった。
以上の結果より、Ti-6Al-4VおよびTi-6Al-7Nbの繰り返し荷重における降伏荷重は静的荷重時よりも40%程度減少するものの800N以上を示すことが明らかとなった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

インプラント材料としての純チタンおよびチタン合金の疲労特性については不明な点が多いが、本研究においてチタン合金の疲労特性を明らかにすることで、インプラント材料の選択に際し、顎堤の幅が狭い症例に適した細いインプラント材料の選択基準に示唆を与え、臨床応用上の1つの指針につながることに意義がある。また、本研究結果は歯科分野にとどまらず、チタンおよびチタン合金の疲労メカニズムの解明という点で研究者にとってもチタンおよびチタン合金の表面処理と疲労強度の関係を考察する一助になると考えられる。

報告書

(3件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2018

すべて 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件)

  • [学会発表] Cyclic fatigue property of titanium alloy as dental implant2018

    • 著者名/発表者名
      Tomofumi Takano
    • 学会等名
      96th General Session & Exhibition of the IADR
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
    • 国際学会

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2021-02-19  

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