研究課題/領域番号 |
18K17114
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分57050:補綴系歯学関連
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
高嶋 真樹子 新潟大学, 医歯学総合病院, 特任助教 (10547590)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 顎関節症 / 筋筋膜痛 / 咀嚼筋痛障害 / 行動変容法 / せん断弾性波 / ブラキシズム |
研究成果の概要 |
術前介入群と対照群では,年齢,100%MVC,全筋活動時間,超音波診断装置でのせん断波速度に差はなかった.術後評価は治療開始後3ヵ月後に行った。 術後の咬筋のせん断弾性波は介入群と対照群に有意差はなく,1日の総筋肉活動時間にも有意差はなかったが,介入群は対照群に比べ,総筋肉活動時間が短かった. コロナウイルスの大流行により通院回数を減らしたいという患者さんが多かったため,被験者数は減少したが,今後サンプル数を増やすことで,行動変容法の効果を客観的に評価できる可能性を示唆する結果であった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
顎関節症の寄与因子として,睡眠時筋活動に加え,日中の覚醒時筋活動が着目されている.日中への筋活動に対しての治療介入の重要性を明らかすること,その治療法の確立が非常に重要な課題である.治療介入の方法として,行動変容法を用いた是正指導があげられるが,その治療効果について客観的に評価できる手法はいままで少ない.本研究は行動変容法の効果を客観的に評価できる可能性を示唆する結果であった.
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