研究課題/領域番号 |
18K17118
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分57050:補綴系歯学関連
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
辻阪 亮子 大阪大学, 歯学研究科, 招へい教員 (70817551)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 睡眠時ブラキシズム / 睡眠 / ポリソムノグラフィ / 低呼吸 / 呼吸 / ポリソムノグラフィー / 努力性呼吸 |
研究成果の概要 |
若年非肥満の健康な日本人では、睡眠構築には問題がないが、25%がAHI≧5/hrを示し、44.6%では気流制限の発生が≧5/hrを超えていた。また、軽度、中等症以上のSB患者において、気流制限やAHIに群間差はなかったが、半分程度のSB患者では気流制限を有していた。中高年OSA患者では、軽症OSAでRMMAが発生し、SBを併発するOSA患者はレム睡眠が比較的多く,AHIが高い傾向を示した.したがって、日本人では、気流制限が、閉塞性睡眠時無呼吸発症の危険因子と考えられるが、気流制限がSBを誘発するという明確な結論が得られなかった。今後は、呼吸状態の詳細な分析が必要と考えられる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年、睡眠の重要性が注目されているが、正常な睡眠に関するデータは乏しい。本研究では100名を超える健康な日本の若年成人を対象としたポリソムノグラフィー検査データを用いて、睡眠中に一定以上の低呼吸を生じる一群がいるという、欧米とは異なる日本人の睡眠特性傾向を明らかにしたことによって、日本人にあった健康な睡眠を維持する方法の手がかりが得られる点で学術的・社会的意義があると考えられる。
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