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多機能性を持ったGBRメンブレンの実験的研究

研究課題

研究課題/領域番号 18K17152
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分57050:補綴系歯学関連
研究機関長崎大学

研究代表者

篠原 綾乃  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(歯学系), 客員研究員 (10749394)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
キーワードラクトフェリン / アポトーシス / 酸化ストレス / 抗酸化 / インプラント / 骨造成 / メンブレン / GBR / 骨再生
研究成果の概要

インプラント治療では、欠損部における歯槽骨の高さや幅の不足は、インプラント適応の可否のみならず、インプラントの予後や審美性の回復を損ねる要因となる。そこで本研究では骨増生に用いるメンブレンに骨再生促進、軟組織治癒促進、抗菌性を付与することを目的とした。ラクトフェリンおよび亜鉛イオンを添加することで、歯肉線維芽細胞増殖およびコラーゲン遺伝子発現の向上が示された。さらに、酸化ストレスからの回復やアポトーシスの抑制も認められた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

軟組織治癒促進が認められた。以前より報告のある骨形成促進、抗菌性とともに、GBRメンブレンに多機能性をもたらす可能性が示された。ラクトフェリンは牛乳や母乳、唾液や涙にも含まれているものであり、またサプリメントとしても市販されているものである。実際に臨床応用を検討する際には、薬剤やFGF等の成長因子と比較して、安全性や経済性についても優位であると考える。

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2022-01-27  

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