研究課題/領域番号 |
18K17156
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分57050:補綴系歯学関連
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研究機関 | 昭和大学 |
研究代表者 |
西山 弘崇 昭和大学, 歯学部, 助教 (10783277)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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キーワード | デジタル / 部分床義歯 / 光学印象 / 筋圧形成 / 口腔内スキャナー / フルデジタルワークフロー / CAD/CAM / デジタル印象 / 有床義歯 |
研究成果の概要 |
口腔内スキャナーを用いたデジタル印象法は,個人トレーとシリコーン印象材を用いた従来の印象法と比較し,印象辺縁までが長く採得されることが示唆された.また,デジタル印象法の術者内再現性は80%以上であり,従来法と比較して同等かそれ以上の再現性を有していることが示唆された.そのため,口腔内スキャナーでスキャンした三次元形態データを用いて可撤性有床義歯を製作する際には,義歯床縁設定位置に留意する必要があることが示唆された.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
口腔内スキャナーを使用したデジタル印象法は臼歯部頬側軟組織の印象に適用可能で,デジタル印象法は従来法に匹敵する精度を有する可能性が示唆された.しかしながら,デジタル印象法でスキャンした三次元形態データから抽出された歯肉頬移行部最深点は,従来法によりも深くなることが示唆された.そのため,口腔内スキャナーでスキャンした三次元形態データを用いて可撤性有床義歯を製作する際には,義歯床縁設定位置に留意する必要があることが示唆された.
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