研究課題/領域番号 |
18K17163
|
研究種目 |
若手研究
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分57060:外科系歯学関連
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
松山 真理子 東京大学, 医学部附属病院, 客員研究員 (90738725)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
|
キーワード | 骨リモデリング / イメージング / 骨吸収阻害薬 / カップリング / カテプシン阻害 / 骨粗鬆症治療薬 / 骨吸収抑制剤 / 2光子顕微鏡 |
研究成果の概要 |
カテプシン阻害剤E64の骨リモデリングに対する影響を、生体外で骨リモデリングを再現可能な系を用いて検討した。2光子顕微鏡を用いて毎週観察を行った結果、無添加群では基質吸収とそれに引き続く再充填が見られたが、E64添加群では基質吸収が抑制され、再充填期には吸収窩以外の部位でも基質の増加がみられた。 また、画像を複数の領域に分割し、各領域における基質の増減を定量化することで、基質の吸収と再充填のカップリングについて検討を行った。無添加群では、吸収量と形成量に一定の相関、すなわちカップリングがみられたが、E64添加群では、吸収量と形成量の相関が見られず、カップリングが大きく乱れていた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
骨吸収阻害剤であるカテプシン阻害剤とビスフォスフォネートが骨リモデリングに与える影響の違いを細胞レベルで明らかにすることができた。本研究で得られた所見は、よりよい骨粗しょう症治療薬の開発につながる知見をもたらすものであると考えられる。
|