研究課題/領域番号 |
18K17175
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分57060:外科系歯学関連
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研究機関 | 京都工芸繊維大学 |
研究代表者 |
Marin Elia 京都工芸繊維大学, 材料化学系, 准教授 (10814014)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | ラマン / 骨 / 骨壊死 / 顎骨壊死 / 破骨細胞 / ラマン分光法 / 薬剤関連顎骨壊死 / MRONJ / ビスホスホネート / BRONJ |
研究成果の概要 |
ラマン分光法を用いて、骨サンプルの構造および微細構造の変化について、骨壊死の影響による変化、特に鉱化の喪失と骨コラーゲンの組成変化を理解することができました。これらの情報は患者から得られたサンプルによって得られ、アルコールによる骨壊死とステロイドの服用による骨壊死との違いを認めることができました。全体として、ラマン分光法は、人間の骨の研究において、鉱物および有機成分の品質を評価することができる強力なツールであることが証明されました。さらに、ラマン分光法はイメージングツールとしても使用でき、骨の広範な領域の構造と組成の正確な化学的マップを提供します。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
この研究の科学的な重要性は、骨吸収細胞の分化と骨リモデリングのプロセスに対する理解に貢献する点にあります。RANKLとビスホスホネートがデンチン基質に及ぼす影響に関する洞察を提供し、骨の生物学に関する知識を進め、骨関連疾患の治療戦略につながる可能性があります。
社会的な観点から見ると、この研究は医療の向上と、人口の大部分に影響を及ぼす骨の疾患の対処に重要です。より良い治療法の開発につながり、生活の質を向上させ、医療費を削減することが期待されます。
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