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星状神経節ブロックを安全に行うための画像による神経節周囲の評価法について

研究課題

研究課題/領域番号 18K17182
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分57060:外科系歯学関連
研究機関日本歯科大学

研究代表者

鈴木 まどか (浅井 まどか / 鈴木まどか)  日本歯科大学, 生命歯学部, 助教 (80757310)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
キーワード超音波ガイド下 / ランドマーク法 / 星状神経節ブロック / 奏功率 / 血管損傷リスク / 合併症 / 超音波ガイドSGB / リスク / 比較試験 / 血管穿刺 / 超音波検査 / 星状神経節 / CT
研究成果の概要

星状神経節ブロック(SGB)は頭頸部や上肢の損傷神経の回復を促進させる治療法である。SGBは盲目的な手技のランドマーク法(LM-SGB)と画像下で行う超音波ガイド下法(US-SGB)があり、穿刺点がLM-SGBは骨、US-SGBは筋肉と異なる。頸部は血管が多く、血管損傷のリスクが高い。本研究は奏効率の違い、リスクの評価、画像観察の注意点を検討した。 対象はSGBを必要とする患者としSGB前後の顔面部の皮膚温を測定、合併症の有無を検討した。皮膚温度はUS-SGBで有意に上昇し、合併症はLM-SGBで2例認めたがUS-SGBはなかった。US-SGBは解剖学的評価ができ、安全な施行が可能である。

研究成果の学術的意義や社会的意義

歯科領域では、末梢性顔面神経麻痺や三叉神経麻痺などの麻痺性疾患の治療に利用される。一般的には盲目的手技で行うランドマーク法(LM-SGB)が主流であるが、超音波ガイド法(US-SGB)も普及しつつある。本研究では、両手技の奏効率の違いを検討し、US-SGBの方が画像で穿刺目標点を確認しながら施行することができるため、LM-SGBよりも奏功率があがり、合併症も少なくなる。また、SGBを施行する周囲の血管の走行はバリエーションに富んでおり、個人によっては血管の破格を認められる場合もあるため、盲目的に施行するLM-SGBでは血管損傷のリスクが高くなるため、US下でのSGBが推奨される。

報告書

(3件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2019

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] リニアプローブおよびマイクロコンベックスプローブを用いた第 6 頸椎における椎骨動脈の観察2019

    • 著者名/発表者名
      鈴木まどか
    • 学会等名
      日本歯科麻酔学会
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2021-02-19  

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