研究課題/領域番号 |
18K17183
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分57060:外科系歯学関連
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研究機関 | 鶴見大学 |
研究代表者 |
竹部 祐生亮 鶴見大学, 歯学部, 助教 (50807097)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 歯髄幹細胞 / 歯髄組織 / 凍結保存 / 間葉系幹細胞 / 再生医療 / 歯髄 / 幹細胞 / 凍結保存法 |
研究成果の概要 |
本研究では歯髄組織片を多孔性メンブレンで挟み、培養したところ、組織辺縁への細胞集積が確認できた。また、細胞遊走のメカニズムに関して我々はSDF-1(stromal derived factor-1)に着目し、組織片の免疫染色を行い、72時間培養した組織片でSDF-1が最も強く発現していることが確認できた。さらにSDF-1の中和抗体を用いて培養を行ったところ、組織片への細胞集積が遅れることも確認できた。さらに他の因子として、歯髄組織片よりタンパクを抽出し、マルチプレックスを用いて解析を行ったところ、GRO-α、MCP-1の2つの因子が経時的に発現量が増加していることが確認できた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の結果より、多孔性メンブレンで抜去歯より採取した歯髄組織片を挟むことで、輸送中も培養が可能となり、一般開業医などで採取後に、CPC(細胞培養加工施設)などへ輸送することによりオーダーメイドの再生医療の裾野の拡大が期待できる。 また、細胞遊走のメカニズムに関してもSDF-1(stromal derived factor-1)、GRO-α、MCP-1の関連が示唆された。
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