研究課題/領域番号 |
18K17186
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分57060:外科系歯学関連
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研究機関 | 兵庫医科大学 |
研究代表者 |
吉川 恭平 兵庫医科大学, 医学部, 助教 (00727480)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 口腔扁平上皮癌 / 頸部リンパ節転移 / エクソソーム / ストローマ細胞 / 免疫寛容 / リンパ節転移 / タンパク発現 / 扁平上皮癌細胞株 / FRCs |
研究成果の概要 |
口腔扁平上皮癌患者の頸部転移リンパ節組織から培養細胞株を樹立した。近年、癌の転移や浸潤に癌細胞が分泌するエクソソームの役割が注目されており、本研究で樹立した培養細胞株からエクソソームを抽出することに成功した。また、Western blot法にてエクソソームマーカーの高発現も確認できた。エクソソームの機能解析をすすめることで、口腔癌の転移メカニズムや治療戦略において新たな知見が得られる可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
口腔癌では「頸部転移」が重要な予後因子であり、しばしば予後不良となる症例に遭遇することも多く、口腔癌の治療成績を向上させるためには、エクソソームの機能解析をさらにすすめることで、癌の増殖や浸潤、転移に対する新たな治療戦略を見いだすことができる可能性が高いと考えられる。
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