研究課題/領域番号 |
18K17187
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分57060:外科系歯学関連
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研究機関 | 地方独立行政法人東京都立病院機構東京都立多摩総合医療センター(臨床研究・教育研修センター臨床研究部) |
研究代表者 |
渡部 幸央 地方独立行政法人東京都立病院機構東京都立多摩総合医療センター(臨床研究・教育研修センター臨床研究部), 歯科口腔外科, 医員 (50733490)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 口腔がん / がん免疫 / 組織マイクロアレイ / AI / バイオマーカー / 腫瘍免疫 |
研究成果の概要 |
口腔がんのがん免疫と予後について調査するために、患者毎のSystemic inflammatory responseを末梢血採血から算出した。Lymphocyte-to-monocyte ratio、prognostic nutritional indexが口腔がん患者の全生存との関連した。続いて口腔がん組織マイクロアレイによる免疫プロファイリングを実施した。免疫染色をおこない陽性細胞数の定量化をおこなった。さらにSystemic inflammatory responseとAI予測ソフトウェアを用いて免疫に関与する口腔がん予後予測モデルを作成した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果から口腔がん患者におけるがん免疫と患者予後との関連が明らかになった。特にがん免疫を栄養指数の観点からアプローチしすることで口腔がん患者の栄養指数の重要性が示唆された。口腔がん組織マイクロアレイによる網羅的な免疫関連タンパク質の解析により口腔がん患者の免疫プロファイリングが可能であった。特に組織マイクロアレイをバーチャル病理スライド化しAIで解析したことで短時間に多数のデータを取り扱えた。また多数データを予測分析ソフトウェアで解析することで容易に予測式を得ることが可能であった。
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