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各種EGFR分子標的薬の共通合併症の発生機序の解明と軽減治療薬の開発

研究課題

研究課題/領域番号 18K17191
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分57060:外科系歯学関連
研究機関千葉大学

研究代表者

小池 一幸  千葉大学, 医学部附属病院, 助教 (10618060)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
キーワードEGFR分子標的治療薬 / ゲフィチニブ / エルロチニブ / セツキシマブ / パニツムマブ / 皮膚障害 / 心障害 / EGFR / 分子標的治療薬 / 副作用 / 皮膚毒性 / 心毒性
研究成果の概要

本研究にてEGFR分子標的治療薬の抗腫瘍効果に伴う皮膚および心障害カスケードを同定した。さらに抗腫瘍効果を減弱せず、各障害カスケードのみを阻害する候補薬剤を同定した。候補薬剤の機能を確認するため、上皮癌細胞培養系および腎細胞内外のマグネシウム定量の実験系を確立し検証を行った。分子標的治療薬とその候補薬剤を作用させた後では、皮膚障害および心障害を有意に抑制することが予想された。したがって、我々が同定した候補薬剤が分子標的治療薬の有害事象を克服する治療方法となる可能性が示唆された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究ではEGFR分子標的治療薬の抗腫瘍効果を発現する遺伝子カスケードや皮膚障害・心障害カスケードを同定し、抗腫瘍効果を減弱せずに各合併症を引き起こさない遺伝子パスウェイの分岐点が存在することを明らかにした。さらに抗腫瘍効果を減弱せず、各障害カスケードのみを阻害する候補薬剤を同定した。分子標的治療薬とその候補薬剤を作用させた後では、皮膚障害および心障害を有意に抑制することが予想された。以上より本研究にてEGFR分子標的治療薬の課題である皮膚・心障害をドラッグリポジショニングを用いて克服できる可能性が示唆された。

報告書

(3件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2021-02-19  

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