研究課題/領域番号 |
18K17204
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分57060:外科系歯学関連
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研究機関 | 九州歯科大学 |
研究代表者 |
鶴島 弘基 九州歯科大学, 歯学部, 助教 (30725198)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 薬剤関連顎骨壊死 / MRONJ / テリパラチド / TPTD / ビスフォスフォネート / MRONJ / 薬剤関連性顎骨壊死 |
研究成果の概要 |
MRONJラットに対するテリパラチド(TPTD)投与の動物実験では、下顎骨・大腿骨ともにTPTD投与により新生骨の増加と壊死骨の減少が確認できた。カルセイン2重標識では、下顎骨、大腿骨ともに、TPTD投与によって骨のリモデリングが、有意に活性化されていることが確認できた。非脱灰標本に対してVillanueva骨染色を行い、下顎骨・大腿骨共にTPTD投与によって破骨細胞数の有意な増加が認められた。血清中のRANKL,OC,CTXの濃度は,いずれもTPTD投与によって有意に増加しており,破骨細胞分化因子,骨形成マーカー,骨吸収マーカーが共に増加したことが確認できた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
テリパラチド(TPTD)投与による壊死骨面積の減少および破骨細胞数の増加、RANKLとCTXの上昇から、MRONJによって形成された壊死骨が、破骨細胞により吸収されたことが推察された。MRONJに対するTPTD療法は、骨芽細胞による新生骨形成の促進だけでなく、破骨細胞の活性化による壊死骨の吸収よって、治療効果を発揮する可能性が示された。 これらは、MRONJに対するTPTDの有用性を示しただけでなく、破骨細胞の壊死骨吸収の促進が一因である可能性を示した画期的な報告であったと考える。
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