研究課題/領域番号 |
18K17212
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分57060:外科系歯学関連
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研究機関 | 愛知学院大学 |
研究代表者 |
吉岡 基子 愛知学院大学, 歯学部, 招へい教員 (00612003)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | 顎裂部骨再生 / 骨再生 / 炭酸アパタイト / 骨再生療法 / 再生医療 / 口蓋裂 / 人工骨移植 |
研究成果の概要 |
炭酸アパタイトをラット口蓋裂に移植後、放射線学的評価としてCT撮影を移植前、移植後4、8、12、16週で行ったが、母骨と移植材料のCT値が近接しており、区別が困難で正確な数値を求めることができない可能性が高く、新生骨の評価方法はH-E染色、TRAP染色及びALP染色による組織学的評価により破骨細胞数と骨芽細胞数をカウントし、骨代謝の生じる時期について検討した。移植後12週よりも16週時において破骨細胞数及び骨芽細胞数が有意に多く存在した。以上より骨のりモデリングは移植後緩やかに行われ、移植床の母骨を吸収しすぎずマイルドな骨代謝を期待することができ、顎裂骨欠損部への移植は有効であると考えた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現在顎裂の骨欠損部に対する骨再建は、犬歯萌出期に行う自家骨(腸骨)移植が主流であるが、小児にとって採取の際の負担は大きい。それを軽減するための治療法として人工材料である炭酸アパタイトが自家骨の代替移植材料として利用が可能か否かを検討すべく、ラット口蓋裂を用いた移植実験を行い、組織学的及び放射線学的評価を行った。その結果、炭酸アパタイトは母骨を吸収しすぎずマイルドな骨代謝を期待することができ、顎裂骨欠損部への移植材料として有効であると評価できた。
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