研究課題/領域番号 |
18K17217
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分57060:外科系歯学関連
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
田澤 美樹 (柏木美樹) 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (70803360)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | Runx2 / 骨折治癒 / 骨疾患 / シングルセル解析 / 一細胞RNA-seq解析 / 骨修復 / 骨折 / ヘッジホッグ / Single Cell解析 |
研究成果の概要 |
本研究は、胎生期骨発生において必須となる転写因子Runt-related transcription factor 2 (Runx2)とヘッジホッグシグナルの骨折治癒過程での働きに関してそのメカニズムの解明を目的に行われた。CAGCre-ERTM; Runx2fl/fl; R26RTomatoマウスを作製し、骨折治癒過程における骨修復に関わる因子の解明を目指した。また、Runx2+/-マウスの骨折モデルを作製し、Runx2の骨折治癒における役割について探究をおこなった。さらにシングルセル解析によりRunx2陽性の細胞集団が骨格系前駆細胞から成熟骨芽細胞まで連続的に発現していることが確認された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
超高齢社会を迎えた日本にとって、骨折などを含む骨疾患は社会的に取り組むべき大きな課題と考えられる。しかしながら、骨折治癒のメカニズムや治療法に関しては明らかとなっていない点も多数存在する。そこで、本研究による、骨折治癒のメカニズム(HhシグナルやRunx2の役割)が明らかとなれば、将来的な骨折を含む骨疾患の治療法に大きな進歩をもたらすと考えられる。
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