研究課題/領域番号 |
18K17223
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分57060:外科系歯学関連
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研究機関 | 岡山大学 (2020-2021) 大阪大学 (2018-2019) |
研究代表者 |
皆木 瞳 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 特別研究員(RPD) (70754810)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 唾液腺 / 再生 / 発生 / 組織再生 |
研究成果の概要 |
近年、再生医学研究の飛躍的な進歩に伴い、様々な分野で臓器再生を目指した研究が行われている。臓器再生を行う上で、形態形成を捉えることは必須の事項であり、唾液腺や肺、腎臓の臓器形成などにみられる共通の現象として分枝形態形成が知られている。本研究は唾液腺が分枝形態形成を行うという視点から唾液腺損傷-再生過程を解析し、臓器再生に応用し治療に生かすための研究基盤を確立することが目的である。申請者はまずは損傷唾液腺の損傷回復過程と胎仔唾液腺の発生過程の比較を行うところから開始した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究を遂行し、唾液腺の再生に成功することが出来れば唾液腺再生の基礎研究から臨床応用までの一貫した研究の基盤を確立することとなり、非常に特色のある研究になる。さらに権威ある学術雑誌に報告することにより、臓器の発生・再生分野を牽引する報告となり、多くの研究者にとって指標となる。現在の研究から組織損傷-再生機構の基盤へ発展させた研究である。本研究を成功させることは唾液腺再生を行う上での指標となり、再生医療の可能性を拡大させるだけでなく、より臨床応用を視野に入れた重篤な唾液分泌障害の新たな治療法になると考えている。
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