研究課題/領域番号 |
18K17233
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分57060:外科系歯学関連
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研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
大久保 牧子 横浜市立大学, 医学研究科, 客員研究員 (10780611)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 口腔癌 / オルガノイド / 口腔がんオルガノイド / M2マクロファージ / 口腔癌オルガノイド |
研究成果の概要 |
口腔癌において再発制御は予後改善のため重要で我々はこれまで腫瘍内へ誘導されたCD11b陽性骨髄細胞がM2Mφsへ分化し、再発に貢献することを見出した。M2Mφsは培養系で様々な腫瘍促進性を有することが報告されているが、複雑ながん微小環境における役割や作用機序には不明な点が多い。本研究ではがんオルガノイド培養の確立を試み、口腔癌再発に関わるM2Mφsの役割の解明を目的とした。口腔癌細胞株を用いてオルガノイドの作製を確立し様々な方法で検討した結果、癌細胞単独や共培養2次元培養と比較しオルガノイドにおいて高い薬剤耐性を認めた。またM2Mφsより分泌された因子により血管新生が促進されることがわかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
まだ最終的な成果は得られていないが、本研究成果から口腔がん治療において喫緊の課題である治療後再発のメカニズムの一端が明らかとなり、またその治療標的が確立されることにより新たな治療法の開発や診断ツールの開発への貢献が期待され、学術的意義のみならず、社会的な意義においても注目される。
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