研究課題/領域番号 |
18K17240
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分57070:成長および発育系歯学関連
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
坂東 加南 東北大学, 大学病院, 医員 (20772198)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 鎖骨頭蓋異形成症 / 免疫細胞 |
研究成果の概要 |
鎖骨頭蓋異形成症は骨牙細胞分化の必須転写因子であるRunx2の遺伝子変異による遺伝性疾患であり、顕著な歯の移動遅延が認められるため、矯正歯科治療が困難である。Runx2は、骨牙細胞の必須転写因子として知られているが、免疫細胞においても発現が確認されている。口腔内における免疫細胞における Runx2 の発現については、検討されていない。 そこで、歯周組織中のRunx2発現を 確認たところ、樹状細胞および好塩基球にて発現が確認された。 次に、Runx2発現がメカニカルストレスに影響を受けるかを検討した。樹状細胞のRunx2発現はメカニカルストレス負荷によって上昇が認められた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
鎖骨頭蓋異形成症は骨牙細胞分化の必須転写因子であるRunx2の遺伝子変異による遺伝性疾患であり、顕著な歯の移動遅延が認められるため、矯正歯科治療が困難である。本研究は、新しい視点から鎖骨頭蓋異形成症の易感染性、歯の移動遅延の原因となる免疫細胞を同定、機能解析することにより、鎖骨頭蓋異形成症の顎顔面、口腔内病態を明確にし、新たな矯正歯科治療法の開発の基盤を提供することを目的とする。
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