研究課題/領域番号 |
18K17246
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分57070:成長および発育系歯学関連
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
伊藤 洋介 東京医科歯科大学, 歯学部附属病院, 非常勤講師 (50706918)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | リラキシン / 顎顔面骨縫合 / 縫合の拡大 / 歯学 / 歯科矯正学 / 顎矯正治療 |
研究成果の概要 |
イヌの実験に先立ち、磁性制御型リポソームにより標的指向化されたRLNの骨縫合の拡大に対する作用を解析するために、ラット正中口蓋縫合を使用して予備実験を行った。その結果、RLNはMMP-1およびiNOSの分泌を介して縫合部の拡大を促進させ、オステオジェニックフロント近傍に存在する骨芽細胞におけるPOSTNの発現を介して骨形成を亢進する可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
リラキシンを顎矯正治療へ応用した報告は過去に認められず、学術的に独自性を有するものと考えられ、効果が立証できれば、効果的に顎整形力を作用させることが可能となるため、治療効率の向上とともに、骨格的不正咬合の発現抑制に寄与する研究であると考えられる。したがって、EBMに基づく医療の確立と、骨格的不正咬合の発現抑制の可能性を持つ新しい顎矯正歯科治療法の開発に寄与する本研究成果は、成長期に顎矯正歯科治療を行うことで外科的矯正治療の適応症例を減少させる可能性を有する臨床に直結した卓越した成果が期待できる研究であると考えられる。
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