研究課題/領域番号 |
18K17264
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分57070:成長および発育系歯学関連
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研究機関 | 昭和大学 |
研究代表者 |
嘉手納 未季 昭和大学, 歯学部, 助教 (20529367)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | メラトニン / 自閉スペクトラム症 / 自然免疫 / 自閉症 |
研究成果の概要 |
自閉症は睡眠障害が深刻な問題で、メラトニン量が少ないとの報告があるが、免疫系への影響については不明である。先行研究で、メラトニン処理マクロファージのLPS刺激時にIL-6、IFN-β産生量低下を認め、シグナル特異性があることが予想された。マイクロアレイのクラスター解析の結果、メラトニンは細菌・ウイルス感染の抑制に関わることが示唆されたことから、自然免疫系細胞であるマクロファージへの影響に着目した。メラトニン処理マクロファージに、脳心筋炎ウイルスを感染させ抗ウイルス応答の解析、EMCVの細胞内侵入量の評価、ウイルス感染時の細胞内状態(ストレス顆粒の形成、ミトコンドリアの形態)の観察を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
2020年からメラトニンが「小児期の神経発達症に伴う入眠困難」へ「メラトニン受容体作動性入眠改善剤」として保険適用された。今後はメラトニンの免疫系への影響、歯科においては歯周病への影響について検討してく必要があると考える。
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