研究課題/領域番号 |
18K17265
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分57070:成長および発育系歯学関連
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研究機関 | 昭和大学 |
研究代表者 |
中脇 貴俊 昭和大学, 歯学部, 普通研究生 (90783522)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 候補遺伝子 / GHR / EDAR / CBCT / 下顎形態 / 下顎骨形態 / 顎顔面形態 / SNPs |
研究成果の概要 |
本研究では、耳の形態を含む顎顔面領域における形態決定に深く関与しているEctodysplasin A receptor(EDAR)遺伝子と、複雑な構造物である顎顔面骨格を3次元的に評価し関連を調べた。本研究成果として、EDAR遺伝子多型rs3827760とCBCT画像の左右下顎頭間距離(RCD-LCD)において統計学的な関連が見られた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果は、EDAR遺伝子多型rs3827760とCBCT画像の左右下顎頭間距離(RCD-LCD)との関連を報告しただけではない。形態の3次元的な解析は、今まで評価することのできなかった部位を評価できるため、より正確に形態の情報を得られる。一方で欠点として、一検体あたりにかかる解析時間が多くなるため、サンプル数を増やすことが難しかった。本研究ではCBCT画像の自動解析ソフトを開発する事で、一検体あたりにかかる解析時間を減少させた。この事で解析サンプル数を増加させる事が出来、より正確な顔面形態の解明、また遺伝子との関連を調べることで、将来の咬合異常の遺伝的病因を明らかにする。
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