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根未完成歯の硬組織誘導を目的とした新規治療法開発―覆髄剤と低出力パルスの併用―

研究課題

研究課題/領域番号 18K17267
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分57070:成長および発育系歯学関連
研究機関神奈川歯科大学

研究代表者

藤田 茉衣子  神奈川歯科大学, 歯学部, 助教 (20784797)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワード歯根未完成 / 被蓋硬組織 / S-PRG / LIPUS / 歯根未完成歯 / 低出力超音波パルス / 外傷 / 覆髄剤 / 歯髄細胞 / S-PRGフィラー / 細胞増殖 / 象牙芽細胞分化 / 象牙芽細胞様分化 / 覆髄材 / 硬組織誘導 / 低出力パルス
研究成果の概要

根未完成歯の偶発的露髄を来した場合には、露髄面に被蓋硬組織形成を促し、正常な歯根完成を期待すべきである。
イオン徐放性を特徴としたPRGフィラー含有材料(PRGセメント)の硬組織誘導能を検討することを目的として、PRGセメントはイヌ根未完成歯において有意に被蓋硬組織の形成をしていた。低出力超音波パルス(LIPUS)は一般的な骨折治療の用いられる有効な治療手段である。イヌ歯髄細胞を用いて、照射を臨床と全く同じ条件で行ったところ、細胞増殖促進が認められた。
PRGセメントとLIPUS照射を併用することで、被蓋硬組織を誘導、さらに歯根を正常な状態で誘導させる可能性が高く示された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

学童期に多発する外傷において、特に根未完成歯の偶発的露髄を来した場合では、被蓋硬組織を誘導し、正常に近い状態で歯根完成を誘導させることが治療の成功において最重要である。
イオン徐放性を特徴としたPRGフィラー含有材料(PRGセメント)と骨折治療に使用される低出力超音波パルス(LIPUS)照射による刺激を併用し、歯根未完成歯における新たな治療方法の開発を試みた。非侵襲的歯根再生療法という画期的な治療方法の確立を目標とするものである。

報告書

(5件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2019

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] -PRGフィラー含有セメントがヒト乳歯歯髄由来細胞の象牙芽細胞様分化に与える効果(第2報)2019

    • 著者名/発表者名
      藤田茉衣子,中村州臣,浅里仁,中村朋美,井上吉登,木本茂成
    • 学会等名
      日本小児歯科学会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2023-01-30  

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