研究課題/領域番号 |
18K17270
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分57070:成長および発育系歯学関連
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研究機関 | 朝日大学 |
研究代表者 |
津金 裕子 朝日大学, 歯学部, 講師 (80754598)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | ストレス / 食欲不振症 / 咀嚼運動 |
研究成果の概要 |
本研究は、若齢期の雌マウスを用いて、ストレス条件下での咀嚼刺激が食欲不振症に与える効果について探索するとともに、咀嚼運動の持つ食欲不振症の抑制メカニズムをストレス因子および食欲調整因子の動態に着目した研究を行った。 研究実績としては、マウスを拘束ストレスを負荷しない群(コントロール群)と拘束ストレス曝露下において木製の棒をかませた群(ストレスチューイング群)、拘束ストレス曝露下において木製の棒をかませなかった群(ストレス群)に分類し、各群の体重、摂食量、飲水量、摂食及びストレスに関連する因子を測定した。 その結果、咀嚼運動がストレス緩和作用を示し、食欲不振症の緩和の効果を示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ストレスによる食欲不振症のメカニズムを解明し、咀嚼運動がストレス緩和作用を持ち、食欲不振症を緩和することを実証したことである。これにより、ストレスや不安による食欲不振症を改善する新しいアプローチが提案され、研究の発展に寄与することが期待される。 また、食欲不振症はうつ病やストレス、身体的疾患の合併症として発生し、社会的な問題となっている。この研究の成果に基づき、ストレス緩和のための咀嚼運動の推奨や、食欲不振症の治療法の改善など、患者の生活改善につながることが期待される。
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