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COPD患者に特異的な摂食嚥下障害の評価方法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 18K17299
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分57080:社会系歯学関連
研究機関東京歯科大学

研究代表者

大平 真理子  東京歯科大学, 歯学部, 助教 (30733555)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
キーワード摂食嚥下障害 / 呼吸器疾患 / スクリーニング方法 / 嚥下スクリーニング法 / COPD / COPD / 嚥下障害 / 嚥下機能評価
研究成果の概要

過去に78%のCOPD患者に摂食嚥下障害が認められたという報告がある。数ある摂食嚥下障害のスクリーニング方法の中で、MASAは摂食嚥下障害の臨床評価尺度である。
本研究はCOPDを含む呼吸器疾患患者に、MASAによる摂食嚥下機能評価の可能性について検討した。MASA合計点とVEの比較では、感度66%、特異度81%であった。各評価項目も概ね必要項目を満たしていた。しかし、アンケート法による患者の主観的な嚥下困難の結果(聖隷式嚥下質問票)と比較すると、MASAだけでは十分に評価できないと考えた。今後は患者の主観的な評価と客観的な評価(MASA)を組み合わせて使用することが望ましい。

研究成果の学術的意義や社会的意義

COPDを含む呼吸器疾患患者は摂食嚥下障害の有病率が高いという報告がある。呼吸器疾患患者に対する適切な摂食嚥下機能評価法の開発として、今回、MASAを含む既存のスクリーニング方法とリファレンステストとして嚥下内視鏡検査を実施した。MASAの合計点より高い感度と特異度が得られたが、MASAのみでは患者本人の摂食嚥下困難感を十分評価することは困難であった。複数のスクリーニング法のうち、特にに患者の主観的な評価方法と組み合わせることが重要であることが示唆された。

報告書

(5件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2023-01-30  

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