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大規模データを用いた高齢者リハビリテーションにおけるエビデンス診療ギャップの解明

研究課題

研究課題/領域番号 18K17317
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分58010:医療管理学および医療系社会学関連
研究機関京都大学

研究代表者

大寺 祥佑  京都大学, 医学研究科, 助教 (20751720)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
キーワード診療の質 / リハビリテーション / エビデンス診療ギャップ / 大規模データ / 医療の質 / レセプト情報
研究成果の概要

本研究ではリハビリテーションにおけるエビデンスと診療の乖離(evidence practice gap)の実態とその関連要因を明らかにすることを目的に、レセプト情 報・特定健診等情報データベース(NDB)を用いた分析を行った。本邦における急性冠動脈症候群患者を対象とした分析を行った結果、心臓リハビリテーションは十分に実施されておらず、術式や地域によって実施割合に違いがあることが明らかとなった。一方で人工股関節置換術後患者ではリハビリテーションの実施割合が高く、個人や施設の特性による違いは認められなかった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

質の高い臨床研究によって効果が確かめられ、診療ガイドラインで推奨されている治療やケアであっても様々な理由から、実際の患者さんには十分に提供されていないことがあり、これを一般的にエビデンス診療ギャップと呼と読んでいる。リハビリテーションにおいても同様の問題が指摘されていたが、本邦において全国規模のデータを用いてその実態を明らかすることは本研究が初めての試みである。本研究の結果から診療領域によってリハビリテーションの提供体制に違いがあることが示唆され、今後さらに領域を広げた分析と効果的なリハビリテーション提供体制の構築に向けた学術的および政策的検討が必要であることが明らかとなった。

報告書

(3件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2021-02-19  

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